公開: 2023年3月11日
更新: 2023年4月7日
1907年にドイツのハイデルベルグ近郊の村で発見された下あごの化石から名付けられた、大型の直立歩行したと推測される人類の祖先です。身長は、高く、男性の成人の場合、180センチ程度であったと推定されています。このハイデルベルク人は、その後、ネアンデルタール人や我々のようなホモ・サピエンスに進化したと考えられています。
ハイデルベルク人が使っていた石器は、それまでのホモ・エレクトスが使っていたものと同じ種類のものであると考えられています。アフリカ大陸ではなく、ヨーロッパ大陸で誕生した人類の祖先です。